2017年5月18日木曜日

原体験前半

ニューヨークで感じた事。

5年前3ヶ月ニューヨークに行きました。

まぁ言うても3ヶ月ですので、もっと長くいる方には「それは表面しか見ていない」とか、「わかってない」等のご意見もあるかと思いますが、そこはご愛嬌と言う事でよろしくお願いします。

当時やっていたwoven notesと言うバンドで、ボーカルの音々さんの知り合いのジョンの家にバンド6人で生活し、そのジョンの経営するワイナリーで毎週末ライブをすると言う企画でした。

土日のスケジュールは決まっていたのですが、逆に平日は特に予定はなくそれぞれ思う様にニューヨークを満喫する日々。

私は同じ部屋に寝泊まりしていたサックスの関根君と晴れてる日はマンハッタンのワシントンスクエアパークでストリート。
雨の日は家で練習。
お金に余裕がある時はライブを見に行ってと言う生活。

結局90日の滞在中でバンドのライブ30回、ストリートライブを30回位やって来ました。

後は風船を100個位膨らましてファンシーな部屋に一週間位住んでみたり、外でたばこを吸ってる所をGoogleマップの車が通って暫くストリートビューに乗ってたり。
色んな下らない事もしてみました。

まずはワシントンスクエアパークでのストリートライブ。
ニューヨークのブルーノートに程近い公園で、ストリートミュージシャンのメッカみたいになってる所です。

いつも数組のジャズバンドがストリート演奏をしてて、日本人もちらほら混ざったりしてます。
私がいた時期にはサックスのLawrence Clarkと言う人もやっていて、当時既に Rashied Aliのバンドでツアーとかしてたんですが、かなりの頻度でストリートをやってました。
初めて公園でやろうとした時に
「こんな凄い人がストリートやってんのか!!」
と戦々恐々したのを覚えてます。

話かけると、「夜ライブだぜ」とか「セッションやるから遊びに来いよ!」
みたいな好い人でしたが、まーとんでもない怪物でしたね。
YouTubeとかにも上がっているので是非見てみて下さい。

後、今もいるかわかりませんがグランドピアノを近くのアパートからゴロゴロ運んで来て、クラシックを弾いてるお兄さんもいました。
クレイジーですw

まぁそんなこんなで足をガクブルさせながら始めたストリートライブ。
大体、3時間位やってぼちぼちみたいな感じ。
良く「アメリカにはチップ文化があるから…」と言う話を聞きますが、まさしくそんな感じです。

しかも、「君たち面白いから妻の誕生日パーティーで演奏してよ」と誘われたり、「ちょっと私のブティックで演奏してくださらない?」等の誘いを何件か頂いてしまいました。

’’英語もろくに話せない日本人ミュージシャンにです’’

恐ろしい町(上手い表現が見つからない…)だなと思うと同時に底知れない文化の違いを感じました。

後、面白かったのは当時ニューヨークにいた友人のライブにベース持って遊びにいったら、カウンターで飲んでたおじさんが「俺はロンカーターのプロデュースやった事あるんだぜ!お前のベース良い所あるよ!イェイメン!」的な感じで話かけて来たり(真偽は謎)。

恐ろしい町だと思いましたw

長くなって来たので第一弾はここまでにします。

次回はたまに見に行ったライブで思った事を書いてみようと思います。

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